稲沢リトルの元名誉コーチ大豊泰昭さんが急性骨髄性白血病のため、亡くなられました。５１歳でした。

稲沢リトルでは一昨年の秋、大豊さんに３回コーチとしてグラウンドにお越しいただきました。

その後、白血病が再発し、闘病生活からの復帰を願っていたのですが、かなわず残念でなりません。

少年たちにも現役時代同様、真剣な姿勢で向き合ってもらい、妥協を許しませんでした。親しみやすい人柄、竹などを使ったユニークでわかりやすい指導、ダジャレを交えた真剣な中にも笑いのあるグラウンド風景が思い出されます。選手たちは野球の楽しさを教わりました。

特に、選手たちのために、打撃の奥深さを「大豊泰昭の打撃理論成」としてまとめてくださいました。貴重な直筆の書は、５ページにわたる選手たちへのメッセージです。大豊さんらしい愛情ある言葉であふれています。選手たちは一言一句、かみしめて読んでいました。

本当に、本当に、ありがとうございました。

チームからは感謝の言葉しかありません。

ただただ、早すぎる死が残念です。

謹んでお悔やみ申し上げます。